初めてのWindows Azure Webサイト FuelPHPをデプロイしてみる

Innovation EGGに参加しました。
Innovation EGG 第二回 XEgg 1st『クラウド未経験者向けITコミュニティ&クラウドベンダー合同勉強会』2月15日(土)

午前中のみの予定だったので、Ride on Azure!というAzure三本立てセッションを拝聴しました。
Ride on Azure! ~概要編~
Ride on Azure! ~詳細編~
Ride on Azure! ~アイデアソン編~

セッションの中で一番興味を持ったのがWindows Azure Webサイト
AzureはAWS的な汎用タイプのPaaSだと勝手に思い込んでいたのですが、Heroku的なホスティングもできるということで、俄然興味が湧いてきました。

色々グッズも頂戴したので、実際に試してみたいと思います。

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Azure事始め

まずはAzureのサインアップから。特につまずくところはなし。住所入力欄が欧米的な下から上なのに後から気づいて舌打ちをしたぐらい。
サインアップ

コンパネはこんな感じ

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環境も整ったので、お目当てのWindows Azure Webサイトを作成します。
左メニューのWEBサイトを選択して、WEBサイトの作成、ギャラリーから、と覗いていくとCakePHP発見。

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PHPフレームワークCakePHPぐらいの模様で、PHP関連だとPHP Empty StyleだとかPHP Starter Kitというプリセットもありましたが、それらは利用せず簡易作成から始めます。

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できた!

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発行されたURLにアクセスしてみる

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FuelPHPをデプロイする

環境ができたので、今回はさっくりFTPFuelPHP(v1.7.1)をデプロイしたいと思います。
FTP周りの設定はどこかなと探してみると、作成したWebサイトのダッシュボードの右カラム。デプロイ/FTPユーザーが未設定となっているので、デプロイ資格情報を設定するからユーザー名とパスワードを設定します。

手持ちのFTPクライアントからあっさり接続できました。

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作成したWebサイトの構成からドキュメントルートを確認すると、デフォルトはsite\wwwrootとなっています。
という訳で、

  1. site\wwwrootに公式サイトからダウンロードしzip解凍しただけのfuelphp-1.7.1をアップロード。
  2. ドキュメントルートをsite\wwwroot\fuelphp-1.7.1\publicに変更。

再度、発行されたURLにアクセスしてみる。

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まとめ

実にあっさりとデプロイできました。とはいえVCSやデータベースとの連携を試していないので、それらはこれから試してみたいと思います。

このブログを書いている最中に気付いたのですが、とっくに先駆者の方々がVCS、データベース連携の上でFuelPHPを動かしてくれていたので、このブログを読んだ方は続けてこちらも読むとハッピーになれる気がします。

Azure_Web_siteFuelPHPを動かしてmigration_までやってみた

Azure Web サイトで FuelPHP を動かす(改定)